日本の自殺者数は平成10年に急増して3万人を超えて以来高い水準で推移していましたが、平成24年に久しぶりに3万人を下回り、今のところ減少傾向です。
このデータに変曲点のある回帰直線、
を当てはめて変化点をうまく検出できるか試してみます。
コードは [RStan]変曲点のある単回帰分析 - 廿TTと同じなので省略します。
データはこれです。
32863, 33048, 31957, 31042, 32143, 34427, 32325, 32552, 32155, 33093, 32249, 32845, 31690, 30651, 27858, 27283,25427
自殺の統計 - 内閣府より。
2000回のイテレーション×4chain の結果、データが少ないせいか が収束しきっていない感じです。
当てはめプロットはこちら。
の傾きがちょっと急過ぎる気がします。
変化点 は平成24年のちょっと手前という結果です。
> quantile(ex$changepoint,c(0.025,0.975))2.5% 97.5% 23.9094423.99998
信用区間はかなり狭いみたいです。
平成24年になにがあったのかは不明です。